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| 第4回[2008年1月1日(火)〜1月3日(木)] |
| 0日目 12月31日(月)夜 |
| 大晦日恒例「NHK紅白歌合戦」で司会の仲居クンと鶴瓶師匠の選手宣誓を見たところで家を飛び出し、東京駅へ。八重洲南口より、ドリーム高知号に乗車。私の座席は二階席。1列ごとに分離されたシートなので、快適に過ごせそう(^^♪ さすがに大晦日の夜ともなると、道もすいているし、これは順調に行きそうな気配。携帯ラジオを聴きつつ、うとうとと・・・。 |
| 1日目 1月1日(火) |
翌朝、車掌さんのアナウンスで目が覚めた。「徳島道の脇町インターから高知道の大豊インターまで雪のため通行不能。一般道を迂回する」とのこと。雪? 四国なのに?(←無知) ほんの少しカーテンを開け外を見てみたが、まだ夜は明けておらず、よくわからない。朦朧とした頭で「到着が遅れるな〜」とぼんやり思いつつ、またうとうと。次に目覚めたのは、休憩地点の吉野川SA。その時には全くわからなかったが、後で地図を見てみたところ、並行している国道192線を走り、国道にあるSAへの入り口近くにバスを停め、そこから歩いて入っていったらしい。うう、寒い。7時になるのに、まだ真っ暗。さすが西日本。 |
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| しばらくバスに揺られ、やっと明るくなってきた頃、外を見てみると、ここは!?な光景。眼下に、雪景色の渓谷が見えるではないか。もしかして、これ「大歩危峡」?(後に、民宿で一緒になった高知のオジサンお遍路さんにうかがったところ、まさに、そうでした。)思わず、いいものを見せてもらったけれど、山道だし、渓谷はかなり下のほうに見えるし、結構こわいんだけど。っていうか、こっちの道のほうを通行止めにしたほうが、良いのでは? 大豊インターから再び高速にのり、約1時間遅れで高知駅に到着。この日は宿まで30キロ、ちょっとギリギリの予定を立てていたので、やや心配に。頑張って歩かねば! まずは、タクシーで前回打ち止めした33番札所の雪蹊寺(せっけいじ)へ。元旦なので、初詣の人がたくさんいるのかと思っていたのだが、境内は閑散としている。今年はここのお寺さんが、私の初詣。なのに、時間ばかりが気になって、心をこめてお参りすることができなかった。反省。 |
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| 34番札所までは、約6キロ。足慣らしにはちょうどいい距離。このあたりは、道しるべがあちこちに建てられていて、地図を見なくても迷うことなくすんなり到着することができた。 |
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| 34番札所の種間寺(たねまじ)は平地にあるお寺。弘法大師が唐から持ち帰った五穀の種を蒔いたのが寺名の由来だとか。地元の方だろうか、お大師さまの像に熱心に祈り続けるおばあちゃんの姿が印象的だった。私はといえば、本堂の脇で持っていたパンをパクついた。今年初めての食事がこれとは、ちと侘しい。 |
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| 種間寺前の国道279号を進むと、大きな川に出た。仁淀川だ。仁淀川大橋を渡り、土手を歩く。 |
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| と、ここまで順調だったのだが、土手をおり、大きな道に出たところでわからなくなってしまった。道しるべもぷっつり途絶えてしまったし。堤防で今回初めて出会ったご夫婦お遍路さんも同様に困っている模様。このお二人、前に歩いた時にもここでわからなくなったという。「たぶん、こっち」と言われたほうに後からくっついて歩いて行ったのだが、なんだか違う気がする〜。次は35番なのだが、その先の36番へは打ち戻りになり、再度このあたりを通過することになるので、地図が紛らわしいのだ。結局、一人わからなくなってしまったところまで引き返し、自分の怪しいカンを信じて「こっち!」と思う方向へ(←かなり無謀な選択)。 しばらく歩いて、ようやく地元の人をつかまえ、道を教えてもらった。私のカンは間違えてはいなかったけれど、かなり時間をロスしてしまった。 高知自動車道の高架を抜けると、35番札所の清瀧寺(きよたきじ)の入り口。入り口脇には六地蔵。上り坂の参道には、88箇所霊場の可愛らしい石仏が並んでいる。 |
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| 10分ほど坂を上ると山門が見えた。最後はやっぱり階段なのね。で、本堂はさらに階段を上ったところ。ひ〜っ。 |
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| さすがに高台にあるだけのことはある。納経所前からは土佐市や仁淀川が一望。絶景かな、絶景かな。 |
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| 私は、「戻る」のが苦手。これは、どこを歩いていても同じ。自分がどっちからやって来たのか、わからなくなってしまうのだ。数十分前の記憶を辿りつつ慎重に戻って、36番への分岐点を右折。ここまで来れば、大丈夫。自動車も通る大きな道をまっすぐ行けばOK。と、私のすぐ近くで1台の車が止まり、おじさんがティッシュ1箱を抱えて降りてきた。 「お遍路さん、使って!」。 ええぇ、ティッシュですか!? リュックに入りませんよ。「ありがとうございます」とにこやかにいただいたものの、びみょ〜な気分。せっかくのお接待、持って歩かにゃバチが当たりそうだし。そこから先は右手に杖、左手にティッシュというスタイルで歩くことに。これから、峠なんですけどねぇ。日が暮れるまでに峠を越えたいので、急いで歩かなくちゃいけないんですけどねぇ。 塚地トンネル手前を右に折れ、山道へ。歩きの場合、トンネルがあるところは大体同じパターンで、山の中に古道が残されていて峠を越えることになる。もちろんトンネルを通って行くこともできるのだけど、そちらを選択することはまずない。せっかくの歩きなんだから、やっぱり古道を通りたいもの。 |
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| 塚地峠へは、地図によれば高低さ160m。大したことはないだろうと思っていたが、キツイキツイ。なにせ片手にティッシュを持っているし(ーー;) 約20分ほど上って峠に到着。下りはじめると、左手に宇佐の穏やかな海が見えた。宿は、あの橋を越えた先。遠い・・・。 |
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| 峠をおりて、大きな道に出るとひたすら宇佐大橋をめざして歩く。夕方までには到着できそう。良かった。橋を渡ったところで、向かいから歩いてきたおばさんに声をかけられた。 「お遍路さん、これであたたかいお茶でも飲んで」と220円をいただいた。 ありがとうございます。 |
| 宿の三陽荘は目の前が海水浴場。こんなキレイな海で泳いでみたいなぁ。想像していたよりも大きな旅館。廊下には貴乃花やら大乃国(こんな字だっけ?)のお相撲さんの写真やサインのほか(巡業で訪れたのかな?)、芸能人さんたちの写真もたくさん飾られていた。私の部屋は渡り廊下を渡った2号館の洋室で、ツインのシングルユース。正月料金12,600円とちとお高かったが、大浴場もあるし、夕食は鯛の尾頭付きと豪華だったし、お正月だもの、このぐらい贅沢してもいいよね。 |
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33番(9:25着)→6.3キロ→34番(10:45着)→9.8キロ→35番(13:35着)→13.9キロ→宿(17:05着) 総距離30.0キロ(実際は、迷った分もっと歩いていると・・・) かかったお金 宿泊 13,220円(熱燗1本含む!) その他 3,110円 |
迷ったところで出会ったランニング中のお兄さん 道わわからなくなり、エイヤでカンを頼りに歩いていたところに、ようやく現われた地元の方。とにかく、道を尋ねたくても誰にも出会わずほとほと困っていた時にランニング中のお兄さんを見つけ、慌てて駆け寄り声をかけました。お兄さん、足を止め、時計を停めて、道を教えてくださいました。ランニング中、特にタイムを計って走っている時に、足を止めるのはイヤなものなのです。私も少しは走りますのでわかります。そんなところに声をかけてしまい、ごめんなさい。でも、本当に助かりました。どうもありがとうございました。 |
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